【統計分析】アドラー心理学より，嫌われる勇気，幸せになる勇気　診断テスト信頼性と妥当性標準化

　【統計分析編】　嫌われる勇気，幸せになる勇気

「嫌われる勇気」・「幸せになる勇気」とパーソナリティ

◆【関連サイト】　5つの性格診断＋自己ギャップ　

■嫌われる勇気，幸せになる勇気　　

本診断テストは，伝統的なアドラー心理学の５つ要素から，分析します。

伝統的なアドラ－心理学の5つの前提の解説
全体論	人間は，統合された全体的な存在であり，分割することはできない存在であると考える。（心身，感情と態度は，統合されており，分けることはできないという考え）
目的論	人間は，目的を持ち，より優れた自分になろうする存在である。
社会統合論	人間は，社会的な存在であり，対人関係の考えざるを得ない存在である。
仮想論	人間は，自分がみたいように自分と他者，および世界を主観的に見る存在である。
個人の主体性	人間は，他でもない自分自身の人生は自分自身で判断し，決定していく存在である。

◆統計分析編

■嫌われる勇気，幸せになる勇気　尺度構成分析　最新版　N=389

★結果概略★ 統計分析を利用して，因子構成と見直し　質問項目の短縮化　信頼性，妥当性の向上を実施

信頼性分析

★信頼性Reliability （Cronbach　α）は　1.0に近いほど尺度の信頼性があり。
信頼性は70％以上が基準値とされる。さらに、信頼性80%以上がより望ましいとされている。
※信頼性の明確な基準値は、明確化されていない。　

因子分析　・・・　最尤法，プロマックス回転　　

※因子分析　探索的因子分析　　N=389名　2016年2月28日

嫌われる勇気　幸せになる勇気		因子負荷量　因子間相関　R =.52
番号	質問項目	嫌われる勇気 F1	幸せになる勇気 F2
AK02	Q02：周りから嫌われても，自分自身の目標を大切にする勇気がある。	.93	-.05
AK01	Q01：周りから嫌われても，自分の思考，感情，行動を統制する勇気がある。	.86	-.04
AK04	Q04：周りから嫌われても，自分自身の信念や価値観を大切にする勇気がある。	.83	-.03
AK03	Q03：周囲と対立しても，それに向き合う勇気がある。	.76	.07
AK05	Q05：周りから嫌われても，自分自身の人生は自分自身で決める勇気がある。	.71	.10
AH05	Q10：幸せになるための決断をする勇気がある。	-.06	.87
AH02	Q07：自分が幸せになれる目的を達成するための行動を起こす勇気がある。	-.02	.79
AH04	Q09：自分自身が本当に幸せになるための信念や価値観を大切にする勇気がある。	.04	.78
AH03	Q08：自分が幸せになるために，周りの人間関係を調整する勇気がある。	-.06	.72
AH01	Q06：自分が幸せになるために，自分の思考，感情，行動を統制する勇気がある。	.10	.64

嫌われる勇気の尺度に，男女差あり，　女性の方が，やや嫌われる勇気が，男性と比べて，有意に低い傾向が認められてます（p<.05)。

妥当性の検証

相関分析　（N＝389）
「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」と5つの性格診断＋自己ギャップ

　ＯＫグラム性格診断心理テスト　　　エゴグラム性格診断心理テスト

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